禁煙して起きた身体の変化が想像以上に強烈だった


 

喫煙歴約10年です

二十歳の誕生日を過ぎたあたりからタバコを吸い始めたのを覚えています。

タバコを吸う理由も特になく、することが無いから吸うみたいな。

ご飯を食べたら吸う、大学でレポートを書いたら吸う、研究室で実験したら吸う。

落伍者みたいなタバコライフでした。



『タバコは百害あって一利なし』とはよく言うものの、僕にとってはそこそこ利がありました。

喫煙所繋がりの人間関係が構築されたんです。

違う大学の違う学年の学生、同じ大学のOB...

社会人になってからも同期上司先輩と喫煙所でダラっとしながら駄弁ることで人間関係が構築されました。

ニコチンの高揚感に加えて喫煙所特有の気持ちの良い人間付き合いが僕をニコチン中毒にさせました。



タバコにもこだわり始めました。

新宿紀伊國屋地下に加賀屋という本格的なタバコ屋があり、新宿都心に行くときには必ず寄っていました。

自分で葉っぱを巻く手巻きタバコ、ダンディなパイプタバコ、和風なキセル...色々吸いました。

ヴァージニア葉がいいとかバニラ着香が美味しいとか通ぶってました。

美味しかったし楽しかったですよ。



嫌煙の流れは田舎にまで

田舎に就職してからしばらくは喫煙所に困ることはありませんでした。

会社の喫煙所も屋根付き換気扇付きで快適でしたし、ゴリゴリの男社会なので喫煙者も少なくありませんでした。

優しい先輩がよくタバコに誘ってくれました。



しかしここ1〜2年はタバコを絶滅させようという動きが加速してきました。

新型コロナ対策で喫煙所は閉鎖され、そもそも会社が全面禁煙になり、近所のスーパーや飲食店も全て禁煙。

そして会社でも禁煙ブームが起きてしまいました。

100人近くいる僕の部署で喫煙者がついに僕1人に。

アパートでホタル族の日々でした。



気付いたら僕も禁煙を




特に禁煙を考えていたわけではなかったのですが、転機になったのがバイクの教習でした。

有給と祝日を駆使して9連休を勝ち取った僕は毎日教習所に通い詰めてバイクの免許を取りました。


教習所に喫煙所なんてありませんでしたし、近くにタバコを売っている場所もありません。

それでも意外とタバコを吸いたくなることはありませんでした。


四六時中バイクに乗ることを考えているのでタバコを吸わなくても手持ち無沙汰になることもありませんでした。

9連休が終わって教習所を卒業したときにしばらくタバコを吸っていないことに気がつきました。

「せっかくならもう少し禁煙してみるか」と思い立ち、断タバコを試してみることに。



僕自身はいわゆる『禁煙なんて簡単だよ。僕なんか20回は禁煙してる』勢なのでどうせまたすぐ吸っちゃうでしょと思ってましたが、

今回は意外と長く続いてます。

この記事を書いている時点で1ヶ月。

禁煙ガチ勢からすれば瞬きする程度の時間でしょうけど、僕から見れば無限禁煙編です。



禁煙後の身体の変化

タバコを吸わなくなって早1ヶ月。

身体に起きた変化が強烈すぎてびっくりしたので紹介しとうございます。


寝起きが格段に良くなった

朝ベッドでゾンビになることがかなり減りました。

スッキリ起きれて夜まで眠くならないと言いますか。

日中の眠気もマシになりました。


肌がキレイになってきた

鼻や頬の毛穴の状態が段違いに良くなりました。

血色が良くなったので肌がキレイになったように錯覚するんですかね?


口臭が改善された

多分唾液の分泌が良くなったからでしょう。

自分で分かるだけでもかなり良くなりました。

タバコを吸う夢を見るようになった

何日かに1度は見ます。

タバコを吸った夢はすごく気分がいいんですよね。

薬物中毒ってこんな感じなんでしょうか。



一回禁煙してみるといいよ

僕自身タバコもくもく勢だったので喫煙者をどうこう言いません。

今でもタバコ1本と火をくれたら吸い終わるまではおしゃべりに付き合うくらいの気持ちです。

タバコ美味しいですからね。仕事帰りとかお酒飲んでるときとか。



でも1回頑張って1ヶ月くらい禁煙してみて下さい。

想像以上に快適な身体になります。

いや、ホント。



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