香水が使い切れない
そもそも何でキモ陰キャ理系の僕が香水なんてイキったものを持っているところから言い訳をさせて欲しい。
大学院にいた頃、研究室の先生が若いヨーロッパの人だったんです。
知的で優しくてイケメンで本気で憧れてたんです。
その先生が香水をふんわりつけている人で、それを真似して僕も買ったんです。
しかし僕に香水が似合うはずもなく、すっかり使わなくなってしまった...というわけです。
しかも買ったのはよりによってフェラーリ ライトエッセンス。高校生か。
フェラーリ ライトエッセンス 爽やかで本当にいい香り
ブルガリだのエルメスだのは高かったから...
似合わない香水をチマチマ自分にふりかけても使い切れないと思うので、何とか使い道を探して使っていこうと思います。
匂いというのは感情を大きく左右する
余談ですが、匂いを判別する嗅覚は人間の5感の中で最も記憶に結びついています。
他の感覚が脳の機能をいくつか経由して記憶に残るのに対し、嗅覚だけは直接記憶に残るかららしい。脳科学って面白いですね。
いわゆる「晴れた日に干した布団の匂い」「お母さんの匂い」を心地よく思うのは幸せな記憶に直結した匂いだからでしょう。
色んな使い道を試してみました
ハンカチに(オススメ度:高)
出かける前にハンカチにワンプッシュします。
特に捻りのないストレートな使い道ですが、正道にして王道。
トイレに行った後や仕事中に手を洗った後にいい香りがして気分がリフレッシュできます。
エンジニアという職業の特性的に、油を触ったり長時間ゴム手袋をして蒸れたり手を洗いたくなることが多々あります。
細かいことですが、その都度気分転換が出来るのはいいですね。
トイレットペーパーに(オススメ度:高)
トイレが爽やかな香りに!と思ってやってみました。
新しくセットするトイレットペーパーに5プッシュくらいつけてみます。
おっ、悪くない。
ちょっとお高いホテルにあるトイレットペーパー感でます。
変な芳香剤置くよりよっぽどいい。
ただ、粘膜にアルコールを含んだ香水をつけるのは好ましくなさそうなので、トイレットペーパーの横に吹きかけるようにしておきます。
風呂に(オススメ度:中)
湯船にお湯を入れつつ香水を4〜5プッシュ。
風呂全体に何とも爽やかな香りが。
東京に赴任していた頃に入ったマッサージ店を思い出しました。
なんかちょっと良いお風呂感が出て良い感じです。
風呂に香水なんてみんなやってんじゃないの?と思ってツイッターで調べたら、
「推し(好きな創作キャラ)っぽい香水を風呂に入れると一緒に入ってる気分になる」とかいうタグがあってビビりました。どういうことですか...
コップにお湯と入れてルームフレグランスに(オススメ度:中)
紙コップに5プッシュほどして40℃くらいのお湯を注いでアロマディフューザーっぽく。
蒸気が狙い通りに匂いを運んでくれますが、持続はないですね。
すぐぬるくなって終わり。
それでも例えば、来客前に部屋の掃除ついでに...みたいな使い方はできそう。
そうなると僕には無縁ですね。
もしくは作業前に机に置いておくといい気分で作業ができそう。
爽やか系の香水よりブルガリプールオムみたいな大人っぽい方がこの使い方にはあってるかも。
いや、「使い切れない香水の処分」がタイトルなのに何を言ってるのか。本末転倒。
マスクに(オススメ度:最低)
マスクに向かって遠くからワンプッシュ。
これで爽やかな呼吸ができるって寸法ですよ。
結果、これはアカンですわ。
香水の強烈な匂いを至近距離で嗅ぐことになって鼻がおかしくなる。
しかも香水ってアルコールが入っているのでそんなモノを吸っていたら頭痛くなります。
これはダメだ。
マスクの内側につけるのかダメなのかと思い外側につけるもやっぱりキツい。
やめておく方がいいですね。
無事使い切れました
こんな調子で使っていれば1ヶ月もすれば35mlなら空っぽになりました。
なぜか不思議と次の香水をAmazonで探していた自分がいました。何で?
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