メンタル弱者は人生弱者
・アパートに帰っても会社のことを考えるとどうしようもない不安と恐怖に襲われる。
・昔怒られたことをいつまでも引きずって凹む。
・自分のダメさを認識すると泣きそうになる。
メンタル弱者あるあるだと思ってます。
メンタルが弱いってホントに損していると思います。
逆に何を言われても平気で、言いたいことをドンドン言ってやりたいことをガンガンできる人は絶対に人生うまくいく。
例えうまくいかなかったとしても間違いなく楽しくて充実すると思います。
僕自身メンタル弱者なので
自己紹介にもありますが、僕はかなりの豆腐メンタルです。
大学院生の頃、高圧的な教授にやられて学校でボロボロ泣きました。
その後、週1で相談室に行き、泣きながらカウンセラーさんに話を聞いてもらっていました。
他の学生は「何も怖くないじゃん」「ビビってんのお前だけだよ」とフレンドリーに教授と接していたのをよく覚えています。
飲食のバイトを始めてクレーマーに色々言われて1週間でやめました。
店長に電話して「ムリっす、辞めます」の一言で逃げました。
バックれなかっただけ褒めて欲しい。というかバックれる度胸もありません。
社会人になった後も、教育係さんと全く上手くいかず、アパートに帰った後もゲロ吐いたり深夜に泣いたりしていました。
ここでも耐えきれず精神科へ。
適応障害の診断書をもらい人事に泣きついて配置換えしてもらいました。
今でも会社でちょっと小突かれるだけで泣きそうになって10分ほどトイレの個室で泣いてます。
怒鳴られた後は15分ほど泣いてます。
その度に産業医さんにカウンセリングしてもらっていました。
多分周りからはかなり煙たがられてると思います。
メーカー仕事なんだから、色々キツいこと言われるなんて珍しくないのに。
多分、メンタルが弱いのは引きこもり気質が原因
僕がメンタル弱いのは昔から外に出ないで引きこもるのが好きだったことが原因だと思います。
一人で遊んでばっかりだったので、他人とあれこれ交流する機会が少なく、周りとの意見の衝突や集団の中での立ち回りを経験してこなかったから。
「人間が感じるストレスの9割は人間関係」とは何百年も前から言われているように、他人というのは大きなストレス源。
その扱いを避けて生きてきたのですから、そりゃ弱いです。
もしも自分が子供を持つことになったら出来るだけ他人と関わる機会を設けてあげたいと思います。
(現実問題、結婚すらできそうにないので無駄な妄想ですが)
メンタル弱者を克服しようとはしました
よわよわメンタルを克服しようとアレコレやってた時期もありました。
自分が特に何に弱いかというと、「他人からの攻撃的な発言」なので、それさえ気にならなくなればと。
とりあえずそれっぽい本を読んでできそうなことから実行していました。
何を言われても気にしないことを心がける、メンタルが弱っていても平気なフリをする等々。
結果を言ってしまえば時間とお金の無駄でした。
そんな長年かけて培ってしまった弱メンタルを数行の文字程度で変えられたら苦労ないですね。
認知療法を利用したストレスへの対処
前置きが長くなりすぎましたが、紆余曲折あったのち、結局自分がたどり着いたメンタル救済策を紹介します。
これは今の産業医さんに教わったストレス源への対処法で、「認知療法」なるものに由来しているそう。
やり方は簡単。
強いストレスを感じたら、紙に『出来事(出来るだけ事実のみ、感情抜き)』『直感的にどう感じたか』『他にはどういう感じ方があるか』『自分はどう感じたいか』の4つを書き出す。以上。
僕の場合こんな感じ。
怒鳴られてどうしようもなくキツかった日の夜にこんなことを書いてます。
PCでやることもあれば、手書きで書くこともあります。その時の気分と手元にある道具でやってます。
自分を客観視して、同じ出来事にも色んな感じ方があることを思い出す作業なのだそうです。
別に何かの理論に則って回答を出そうとしているのではないので、思いつかない欄は空白で。
意外とこれでギリギリやれてる
産業医さんに話を聞いてもらうのは不定期で、「限界を感じたら」伺っていました。
この方法を始めるまでは月二回くらいでしたが、今では2ヶ月に一度くらいで落ち着いています。
多分、頻度は落ちてくと思います。
これを始めてしばらく経つと、不思議なことに怒鳴られても「あー、今自分感じたくない感じ方してるなー」と頭の片隅で考えはじめます。
別の自分が自分と真逆のことを考えはじめて「ヘーキヘーキ、死ぬわけじゃないし」とか囁いてくるような。
その別の自分のおかげで「もうだめだ、死にたい」とか思うこともなくなりました。
ゼロではないですが。
ストレスで本当に死にそうなら逃げるべきですが、とりあえず目の前のストレスをなんとかしたいと思ってる人は試して欲しいです。
・自分が偏った考え方をしていることを実感する
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