湿気取りをいちいち買うのも面倒
こんにちは。暑さに悶える休日のサラリーマンです。
あっつー...この時期は蒸し蒸しして気持ちが悪い。
肌にまとわりつくような湿気が夏の暑さと一緒になって不快指数が。
湿気取りでも買おうかなーと思いましたが、昔使ってあんまり効果がなかったことを思い出してやめました
じゃあ除湿機買うかという話になりますが、ウン万円も出すのもなー、狭い部屋をこれ以上狭くするのも何となくイヤ。
エアコンをガンガン回すのも電気代的になー...
結露を利用して湿度を下げれないか
なんとかお手軽に湿気取りができないかなーと思っていたとき、この記事を書いていて思いつきました。
結露って、空気中の水分が凝固してコップの表面とかに付着する現象...それなら、わざと結露させて水分を空気中から奪えば湿度が下がるのでは?
どのくらい湿度を下げられるか簡単に計算してみる
飽和水蒸気量と部屋の体積から計算していきます。
空気が含むことのできる水分は空気の温度によって変化します。
その温度と水分量の関係が下のグラフです。
これでどれくらい湿度を下げられるか計算できるようになりました。
大量にペットボトルを凍らせます
ちょっとだけ理系っぽい話もしたところで早速準備に取り掛かります。
と言っても、ありったけのペットボトルを冷凍庫で凍らせるだけ。
強いていうなら、水分を受ける器も欲しいところ。
凍らせたペットボトルで湿度を下げていく
凍らせたペットボトルを受け皿に置いて、3時間ほど放置します。
知らない人が見たら悪魔降臨の儀式と勘違いされるんでしょうね。
あと、部屋の中での空気の流れを作るために扇風機はオンにしておきます。
凍らせたペットボトルに風を当てるとせっかく集めた空気がまた蒸発しそうなので向きには気をつけます。
しばらくすると結露してきます。
いわゆる「汗をかく」って状態ですね。
Before
After
101gの水分が取れました。
先ほどの計算に当てはめてみる(室温29℃)と、約10.6%湿度が下がりました。やったね。
効くかも知れないけど、実用性は皆無
確かに凍らせたペットボトルで湿度は下がりました。
ただ、肌感覚として効果はありませんでした。
部屋はくっっっっそ暑いし、窓は開けちゃいけないし。結局蒸し風呂ですよ。
凍らせたペットボトルでエアコンの代替をするのは100%不可能。死ぬ。
この大量のペットボトルを用意するのも片付けるのも大変。
除湿効果もずっと継続するわけではないですし。
手間も時間もコストですからね。
しかも効果は一瞬で消える
この除湿方法の最大の欠点は効果が持続しないところです。
氷がずっと存在して除湿を続けてくれるならまだしも、氷は数時間で溶けて結露しなくなります。
しかも集めた水分も蒸発して湿度を上げてしまいます。
こまめに水分を捨てるのもめんどくさい。
下にタオルやキッチンペーパーを敷いて水分を吸収させればいいじゃん...ともいきません。
水分が空気に触れる面積が大きくなって蒸発を早めてしまうからです。
結局、たまった水分をこまめに捨てる意外方法はないのです。
湿度を下げるならエアコンでいいね
湿気取りも除湿機もイヤというのなら行き着く先はエアコンしかありません。
除湿モードにすればまぁカラっとします。
冷房より除湿の方が電気代高いらしいですね。本当かは知りません。
というか最初からエアコンで良かったのでは...
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